本日は
「オシャレをすれば人生変わる」を体現した
非常に読みやすく実用性の高いブログ主さん
かどの小町さん(id:komachi-k)からの
リクエストによる記事です
先ずは、小町さん
誠にありがとうございます!
では
早速ですが始めましょう
私は小学校高学年~中学の半ば頃まで
熱狂的なプロレスファンでした
当時のプロレスは
二つの団体に分かれておりましたが
ある日の小学校の教室で
「猪木が3対1で試合してたぞ!」
その事がちょっとした話題となり
その一戦をTVで視聴したのが
初めての
意図したプロレス観戦でした
それからは毎週
金曜日の夜8時
新日本プロレス中継が
少年のぞみューにとって
何よりも楽しみな時間となります
その当時
テレビは一家に一台の時代で
ビデオデッキは
あまり普及してなかったため
家族各々で
観たい番組の時間帯が被ってしまうと
TVのチャンネル権争いが勃発します
最惡のケースに至ると
その家庭内トラブルが原因で
殺人事件にまで発展するような
今ではちょっと
信じられないようなご時世でした
私がプロレスを観たい氣持ちは
どうしても譲れなかったけど
一家の主は父親です
昭和の親父には
威厳があります
到底腕力では叶わないですし
金曜8時に
父(G党)がプロ野球中継を
観ると云ったら
もうそこから先は
どうにもならないので
自転車で5分ほどかけて
そのときは別々に暮らしていた
祖父母の家に押しかけて
TVを観せて貰ってました
そんな風に
プロレスに魅せられていた
あの頃の私にとって
忘れらない試合やシーンが
幾つかあります
思わず息をのみ
TVの前に
釘付けとなってしまった
そんな選りすぐりの
個人的best.3を
これからご紹介して行きたいと思います
昭和プロレス衝撃の事件簿
-第三位-
1983.6.2
アントニオ猪木vsハルクホーガン
IWGPといっても
池袋ウエストゲートパークではありません
あのドラマ大好きですけども( *´艸‘)
IWGPとは
インターナショナル・レスリング・グランプリ
の略称で
カンタンに云うと
「世界各国の猛者を戦わせて、一番強いレスラーを決めよう」
そんな主旨の大会です
総当りのリーグ戦で行われた
この大会の決勝に残ったのは
日本代表のアントニオ猪木選手と
米国代表のハルクホーガン選手でした
ホーガンの必殺技は
アックスボンバーといって
その逞しい右腕を
L字型に
力こぶを作るように曲げ
助走をつけて
それを相手の喉元にブチ込むというもの
白熱する試合の最中
リングの外に落ちた両者
立ち上がった
猪木の背後から
ホーガンは
アックスボンバーで強襲
後頭部に
不意打ち攻撃を喰らった猪木は
その勢いで
鉄柱に額をぶつけてしまう
この時点で
軽く脳震盪を起こしていたのか
朦朧とした意識で
リングに上がろうとする猪木
リングのエプロンサイドに
(ロープより外側の幅の狭い場所)
立ったとき
一足先にリングに戻っていた
ホーガンが
猪木に向かって猛突進
二発目のアックスボンバーを
真正面からモロに喰らわします
猪木、再び場外へ落下
起き上がることが出来ません
リングの外に居る状態で
レフェリーが20カウント数え終えてしまうと
リングアウトとして
負けになってしまうのが
プロレスのルール
猪木にどうしても優勝して貰いたい
その思いが先走る
新日本プロレスのセコンド陣は
自力で起き上がれない猪木を
みんなでリングに戻します(本来は反則です)
ですが
リングに戻された猪木
全く動く気配がありません
その様子を
TVカメラが捉えると…
なんと
舌を出して失神してます!
結果
ノックアウトという裁定で
ホーガンが勝利した訳ですが
優勝した
ハルクホーガンの表情
これが
全然っ嬉しそうじゃない!
…ヤバイ…どうしよう…
ブラウン管を通じて
彼のそんな『心の声』が聴こえて来たのは
私だけではなかった筈です
燃えろ!新日本プロレス vol.1 2011年 10/27号 [分冊百科]
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まだなかったあの時代に
ゴールデンタイムの生中継で
国民的トップレスラーが完全KOされるという
とんでもない衝撃波が
日本全国を駆け抜けました
規定の文字数という都合上
放送終了時刻が迫って参りましたので
第二位と第一位は
次回お送りいたします
それではみなさま
ごきげんよう、さようなら。