さよならはいわない。

i will never say good-bye,my love

ズレた間のワルさも

昨晩

ファミリーチャットに

 

母より

☆☆重要なお知らせ☆☆

と題した投稿がありました

 

この度

6月29日を以って

 

実家の店を

閉めることにしたそうです

 

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もう廃業決定なんで

情報開示しますが

 

私の実家は

北海道で時計と眼鏡の店を

今まで営んで来ました

 

爺ちゃんが戦争から帰って来て開業したので

 

今年で創業71年とのことです

 

そこそこの老舗と云えますね

 

私はその店の

三代目となる予定でしたが

 

【東京で音楽をやる】という

自分自身の人生を優先させたため

店を継ぐことはしませんでした

 

今回

店を閉めるに至る事の経緯は

 

今年4月くらいまでの記事に

何度か書いて来ましたが

 

昨年の冬に父親が脳梗塞を発症し

左半身がやや不便になったことが

一番の大きな理由です

 

ここからちょっと

愚痴っぽくなるかも知れませんが

 

宜しければ

お付き合い願います

 

母の閉店のお知らせ投稿に対し

 

最初に弟がレスをしました

 

「ばか息子2人のせいで力になれずごめんなさい」

 

私は自分のこと

親孝行者の息子ではないと

自覚してますけれど

 

「ばか息子2人」と括って

お前と一緒くたにすんなと思いました

 

弟は端から

家業を継ぐ氣はなかったですからね

 

私は中学の頃

家業を継ぐつもりでいました

(BOØWYに出逢う前までは)

 

その後

音楽で生きる野望のもと

上京しましたが

 

二年間しっかり

眼鏡の専門学校に通い

 

学校が終われば

丁稚奉公の如く

 

信じられないほどの低賃金で

店休日以外の毎日

決められた店で"修行"を積みました

 

父から

卒業までに取得するよう命じられていた

眼鏡技学者二級(※国家試験ではない)にも合格し

 

その後は正社員として

飯能の眼鏡店で約3年間従事しました

 

退職後は実家に戻り

半年ほど店を手伝ったりもしたんで

 

まぁ継ぐ氣さえあれば

即戦力になる経験値は

持ち合わせて居ったのです

 

と、そんなことはどーでもいいんですけど

 

実家の店では

 

私の中学・高校の先輩の

くーちゃんという女性が

 

高校卒業以来

凡そ30年間ずっと勤め上げてくれました

 

私は18歳で実家を出たので

 

くーちゃんはある意味

「家族以上に家族」と云えると思います

 

そんなくーちゃんが

この先どうなるのか

 

私はずーーっと氣になってました

 

くーちゃんに関しては

新しい就職先も内定し

 

円満に退社が決まったことにも

母は触れてましたので

 

私はそのことに対して

チャットで言及しました

 

すると今朝

 

母から

「父さんにも労いの言葉をお願いします」と

投稿がありました

 

コレね

 

だからそうゆうのって

云われてやるもんでもないでしょ

 

例えそこに続けて

「父さん、長い間お疲れ様でしたー」

なんて入れたとしても

 

嘘っぽいというか

心が籠ってる言葉とは

到底思えませんわな

 

なので母の発言は

とりあえず無視してます

 

誰かに云われなくたって

自分が感じた想いなら

 

自分のタイミングで

個人的にでも伝えます

 

心配だとか御節介って

本当に相手を考えてのことなのだろうか?

 

自分が良かれと思った世界観を

都合はまる無視して

押し付けているだけの氣がするのですが

 

こんな考えの私は

ひねくれているのかな…

 

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君たちにはいつも癒されているよ

 

という訳で

 

北のはしのはしっこの小さなお店で

明日から閉店セールを行うそうです

 

数10年もの間

店頭在庫のままの

 

羽生結弦ではなく

羽生善治の形体をした時計が

 

この期に売れてくれると良いな。