今週のお題「修学旅行の思い出」
流石に30年も前のこと
今すぐ思い出せと云われても…
卒アルでも見りゃ早いかもだけれど
実家に置いてあるしな
まぁいいや
高校の修学旅行は
京都･奈良
からの東京
最終日がディズニーランド
という流れだったと思うけど
往路は何故か
寝台車で一泊
青函トンネルを抜けて
丸一日使って移動
列車のトイレで喫煙するという
強者も居たな…
京都の老舗旅館に着き
窓の外を覗いてみると
すぐ真下の屋根の上が
煙草の吸殻だらけだった
全国の修学旅行生
御用達の宿だったのだろうけど
みんなやること一緒なんだね
神社仏閣を巡ることで
癒されるタイプなので
日々氣持ちが穏かで
また来たいと感じた
小学生の頃に読んだ【3年奇面組】で
京都に修学旅行に行く話があって
そのこと思い出したりした
『これがアノ鴬張り廊下か』みたいな
東京観光の思い出は
色々ある
昭和天皇が体調を崩されていた時期で
TV番組を観ている最中
｢〇時現在の血圧と脈拍数は～｣なんて
随時発表されていた
なのでみんなで
皇居へ記帳に赴きました
あとは
開業したばかりの東京ドーム
当時は"big egg"なんて呼ばれてて
僅か数か月前に
BOØWYがLAST GIGSやった場所
そこに少しでも寄り添いたくて
わざわざ水道橋で降りたんだっけ
竹下通りで
最先端(？)の洋服を物色し
秋葉原では
レッドウォーリアーズのMT(ミュージックテープ)を
学生割引で購入
帰りの飛行機の中
ウォークマンで聴こうと思ってたけど
お土産を詰めた荷物と一緒に
先に実家に送ってしまった(´･ω･`)
〆は初めてのディズニーランド
そりゃあもう楽しかったですよ♪
・・・
あと350文字
どうしましょうか？
団体旅行と云えば
バス移動が定番ですが
以前､地方に住む知人に
はとバスツアーでの
東京観光をリクエストされたことがありました
当日のバスガイドさんが
デビューしたてだったのか
何から何まで不慣れで
まーグダグダでした
最めのうちは手際の惡さに
イラついたりしたものですが
あまりにも失敗が続くため
だんだん心配になって来ました
ツアーも終わりに近づく頃には
乗客の間でも
ガイドさんを労わり見守るかのような
妙な一体感が生まれていたのですが
短い旅の最後に
｢本日はこんな拙い案内で
大変申し訳ありませんでした｣
本心から湧き出た言葉に
ガイドさんを責める者は
誰一人居なかったけれど
｢お付き合い戴いた皆様に感謝の氣持ちを込めて
最後に一曲歌わせて戴きます｣
何も期待してませんでしたけど
彼女が歌い出したと同時に
場が一変しました
そのバスガイドさん
もう半端なく歌が上手だったのです！
だってあんなマイクで
アカペラでですよ？
それで十分伝わるほどの
驚愕のレベルです
あの瞬間は
ちょっと忘れられないですね
その歌声に
感動すらしました
書いててうっすら
泪出てきた 笑
｢本日はご乗車戴き誠に有り難うございました｣
一礼する彼女を待っていたのは
鳴り止まぬほどの拍手だった
新人ガイドさんはその歌ひとつで
参加者一人残らず笑顔にし
帰すことに成功したのです
まさに｢芸は身を助く｣
目の当たりにした出来事でした。
