一週間前の月曜日
仕事を休みました
世間的には
みどりの日で祝日だった訳ですが
私にとっては
通常の出勤日でした
いつものように
Y楽町線に乗り
ガラガラの電車の中で
ウトウトと居眠りをしていると
K町の辺りで
突如みぞおちに異変を感じました
その後
腹痛と吐き気に襲われ
I袋~H池袋を通過する頃には
冷汗が滴り
車内の景色が
斑な模様に映ります
マスクを着用していることの
息苦しさに耐えきれなくなり
次のG国寺駅で途中下車して
誰も居ないベンチに座り込み
マスクを外しました
俯いたままの額からは
北極ラーメンを食べているとき以上に
瀧のような汗が降り落ちて来ます
そのまま
僅かに肩を震わせながら
上下線の電車の往来を
静かに2・3本ほど見送りました
やがて
呼吸も落ち着き
汗も引いたので
もう大丈夫
だけれど
今日は仕事に行くの止めた
私は迷わず
W光市行きの
下り電車に乗り込みました
地元駅に降り立ち
会社に一報し事情を伝えたあとは
今日一日引き篭ることを
固く決意
開店時刻を過ぎたばかりの
駅前のスーパーで
冷し中華といなり寿司
それと
りんごジュースを買い込み帰宅
起床時には6.3℃だった体温が
7℃近くまで上昇していたけれど
夕方に目を覚ませば
36.5℃へ下がっていることを確認
終業時刻を過ぎると
会社のS先輩からLINEが来て
「今日キミが休んだことで
職場がちょっとした騒ぎになっているよ」
…まぁこのご時世だし
そんなこったろうね…
でもさ
フツーに考えれば
年に1度や2度は
体調の優れない日くらいなくない?
だって私たち
ニンゲンではないか
お題「#おうち時間」
ステイホームしてますか?
今月は遂に中本でも
限定メニューの自粛が発表されました
もうこれ以上
楽しみを奪わないでくれ 泪
それはさておき
電車の中では
俄か村上主義者のこの私
春樹氏の文庫本を
お得にゲットするにあたり
最適なツールであるメルカリ
そこで見つけた
一冊の雑誌
17年も前の号で
他の何処にも出て来ないため
定価の1.5倍くらいしたけれど
思い切って購入しました
中古品で
元値より高値なものに手を出したのは
ココナッツボーイズの
当時品のCD以来でしたが
ベースマガジンという
ベースの専門誌です
この本を検索すると同時に
ベースボールマガジンという
野球雑誌までヒットしてしまうのが鬱陶しいw
さて
当2003年9月号に於いては
ベーシストであり
プロデューサーもある
故・佐久間正英氏
あともう一人
よく知らないけれど
coccoとかのプロデューサーらしい
テリー伊藤みたいな人も居ますが
その共通点を持つ
四者の特集が組まれておりました
私は三氏の頭の中が
少しでも知りたくて
文字通り夢中となり
読み耽ってしまいました
ベースの専門誌なんて
特に目新しい情報などないに等しいのですが
私は独学のベースプレイヤーのため
読めば
何かしら得られるものはあるんですね
勿論
読むだけでは
何も得られはしないのですが
そんな中
大きな目玉である
佐久間さんと岡野さんの対談の最後が
ベースを楽しむのが第一条件
ベーシストはもっと自由でいい
特定のことしかやらないっていうのは
氣持ちがそこから離れられないだけ
ベース一本でグルーヴできなきゃ…
そのままじゃ一生奴隷だよ!(笑)
原文ままではないのですが
凡そこんな風に締め括られていました
大きく頷いた
ベーシストのぞみューでしたが
その言葉は
ベースだけではなく
人生全般にも云えるというか
応用が利くよね
試されている
今この時間を使い
如何過ごすのかが
その先の
輝かしくも
ときに険しい
世界を生き抜くために。