さよならはいわない。

i will never say good-bye,my love

霞みゆく季節の中に あの日の唄が聴こえる

今週のお題「お花見」

 

関東地方はもう

櫻はピークを迎えた頃でしょうか

 

昨日まで過ごした北海道は

桜が咲くのはGW辺りなんです

 

五月でも夜の氣温は低いので

夜櫻見ながら外飲みするってのは

ちょっと無理ですけどね

 

花見=宴会のイメージがありますが

 

私は何年か前まで

会社のお花見に参加していました

 

ですがもう

お花見に行くことはありません

 

この時期都内へ出る機会があれば

 

特急小江戸号の車窓から

缶ビール飲みつつ眺めるくらいですね

 

私が何故

お花見するのをやめたのか

 

それは

 

誘われなくなったから 笑

 

それもあるけど

 

お花見に行って泥酔した挙句

部屋の鍵を失くしたからです

 

…考えてみると

お花見関係ないね 笑

 

日曜日の午前中に始まり

夕方からカラオケに行って

 

計12時間くらい

呑み続けたんですね

 

お花見会場は

自宅から自転車で30分以上かかる公園で…

 

途中何度か転んだような氣がしたし

 

帰って来たら

洋服が何ヵ所も破れていた

 

穿いていたデニムは

元々ダメージ加工が施されてたけど

 

ポケットの中も破れていたので

恐らくそこから

鍵が落ちてしまったのだと思う

 

部屋の前まで何とか辿り着いたけど

開かない扉に苛きドアを蹴飛ばした

 

はい、無駄な抵抗

 

困り果てた末

もう夜の11時過ぎだったと思うけど

 

当時会社の上司だった

みきてぃに電話することにした


奇跡的に

携帯の充電は残っていたんだよな

 

1時間くらいしたら

車で家まで来てくれて

 

そのまま少し離れた

漫画喫茶まで連れて行って貰い

 

俺は一晩

そこでやり過ごすこととなった

 

これで野宿は回避出来た

まだ肌寒かったしね

 

だけど財布には

1000円くらいしか残ってなくて

お金も借りた

 

情けね~な

 

翌朝また漫喫まで

みきてぃに迎えに来て貰い

会社は病欠ってことでお願いし

 

合鍵を持っている

大家さんに朝一で電話

 

大家さんはその日

ゴルフで千葉に居るらしく

 

ここ埼玉には

夜じゃないと来られないとのこと

 

仕方がないので

鍵屋さんに頼んで

開錠して貰うことにしたけど

 

まだ開店前だったので

駅前のドトールで時間を潰し

 

開店時刻と同時に入店

 

事情を説明してから

家に戻った数分後に

担当者さんが到着

 

最惡のケースだと

「一旦破壊し新しい鍵に交換が必要」

との説明を受ける

 

費用的に倍以上かかるので

何とかそれは避けて戴きたい

 

鍵屋さんも

腕の見せどころだ

 

所謂ピッキングでは

開けられないタイプの鍵だったので

 

先ずは扉の

覗き穴のパーツを外して

そこから器具を入れ

 

内側からつまみを捻って開けるという方式の

作業にとりかかった

 

これがまー難航しましてね

 

《絶対に最後まで諦めないで!》と

 

背後からプレッシャーをかけ

祈りにも似た念を送り続けること

 

30分以上

 

惡戦苦闘の末

遂に我が屋の扉が開きました!イエーイ~(人´∀`).☆.。.:*・

 

もしかすると

この年一番の

嬉しかった出来事かも知れない 笑

 

ハイタッチしようかと思ったくらい

テンション上がったな

 

結構な金額を支払ったような記憶があるけど

そこはさほど氣にならなかった

 

念願の我が家に

戻れた訳ですからね

 

そんな

「みきてぃに感謝」「鍵屋さんGJ」

という

 

テーマ「お花見」を

丸ごと無視した着地点です。


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