定期的に断捨離は行ってますが
長年その景色に馴染んでしまって
ノーマークだったりするポイントがあります
私の部屋には
タワー型のCDラックがあり
そこが盲点でした
上二段にあるものは割とよく聴くけど
三段目以降は下手すると
20年以上聴いていないものもあります
アーティスト名が
アルファベット順に並んでいる
洋楽アルバムです
北海道に住んでいた
高校生のときまでは
9割以上邦楽しか聴いていませんでした
上京し音楽活動を始めるタイミングで
雑誌のインタビューでZIGGYの森重さんが
「洋楽を聴かない奴は相手にしない」
そう発言していたのがきっかけで
私は洋楽に入門することにしました
手始めに
ZIGGYのルーツと云われる
ニューヨークドールズやハノイロックス
やがて
聴きあさっているうちに
洋楽に嵌って行きました
そんな折
一冊の本に出逢います
発売日のデータが正しいものなら
コレ私の10代最後の誕生月に出てますね(・∀・)
うちにある現物の表紙も
画像のような風合いです
この本を参考に
多種多様な音楽を聴きました
ただこの本には
問題点もあります
ローリングストーンズなどの
キャリアが長いアーティストでない限り
基本的に1アーティストにつき
アルバム1枚のセレクトなのです
アーティストのどのアルバムが載るのかは
選んだ人の主観で決まってしまうんですね
1枚しかアルバムを出していない
セックスピストルズなどは問題ないですけれど
…例えば
オジーオズボーンなら
1stではなく
何故か2ndが掲載されていたりします
ですがこれは
アーティストに対する
思い入れが強ければ強いほど
仕方のない現象と云えなくもない…
あとは
レヴュアーのライティングスキル
実際の音を試聴することは出来ず
文字情報で判断するしかないので
如何に聴いてみたくなるような
そんなコメントが付いているか
はきっり云って
『騙された』と思うような作品もありました
まぁ好みの問題でもありますが
中には一聴しただけで
売ってしまったものもある
いまひとつピンと来なくても
そこまで酷くなければ
『次に聴いたときは良さがわかるのかもな』
なんて考えで棚に収めます
だって所謂「名盤」なんだから
コレクター癖も
無きにしも非ずですが
これがこんなにも
我が家にCDが増えてしまった理由です 苦笑
だけど昨夜
急に氣が付いたんです
その作品を
「名盤」と認定するのは
自分じゃね?
なので
殆ど聴いていないアルバムに
もう一度陽の目を当ててみて
残すのか手放すのか
判断することにしました
今後のブログネタに
なりそうな氣もしますしね
大切なのは
他人のものではなく
自分自身の価値観です。